
コーヒーとパンの相性はかなり良いです。朝食パンを食べながら1杯のホットコーヒーを飲む人も多いかと思います。昼のランチタイムにサンドイッチと一緒に飲むコーヒーも格別です。
普段何気なく組み合わせ食べているパンとコーヒーですが、実はコーヒーの焙煎具合に応じてぴったりと合うパンの種類が違うのです。当然、コーヒーに合うパンは最終的には人の好みなので断言することはできないのであくまでおすすめなパンになります。
コーヒーは焙煎具合に応じて味が異なるので、それに応じてうまくマッチするパンも異なってきます。今回はそんなコーヒーの焙煎具合に合ったパンの選び方について書いて行こうと思います。
浅煎りのコーヒー豆に合うパン
最近ではサードウェーブコーヒーの影響で浅煎りのさっぱりとしたコーヒーを提供してるカフェが多いです。浅煎りのコーヒー豆は酸味があるので、同じく酸味があるパンで合わせていくのが良いです。 具体的には、ドライフルーツの入ったレーズンパンや、ライ麦、カンパーニュなどもおすすめです。他にもバターを塗ったトーストや、サンドイッチなども浅煎りのコーヒーに合うと言われています。
中煎りのコーヒー豆に合うパン
どこの産地のコーヒー豆を使用するかでも当然変わってくるのですが、中煎りのコーヒーは酸味と苦味のバランスが取れている傾向にあります。そのために中煎りのコーヒーに合わせるパンもスタンダードなパンがよく合います。 具体的には食パン、フランスパンなどシンプルなものがおすすめです。他にはマフィンや惣菜パンなどそこまでクセの強くないパンも中煎りのコーヒーにはよくマッチすると言われています。深煎りのコーヒー豆に合うパン
深煎りのコーヒー豆は基本的に味が強くて濃いコーヒーが出来上がります。いかにもコーヒーらしい強めな味になるのですが、深煎りのコーヒーには味が濃くてクセのあるパンを合わせると良いです。 具体的にはチョコレートやクリームがたっぷりと入ったコロネや、カレーパンなどの揚げパン系もおすすめです。クロワッサンなどバターが強いパンも深煎りのコーヒーがよく合います。コーヒーとパンはよく合うフードペアリング
このようパンはどんな種類のパンで合ってもコーヒーによく合うフードペアリングです。基本的には浅煎りのコーヒーであればパンもフルーツを使ったような酸味系のもの、中煎りのコーヒーであればパンはシンプルでオーソオドックスなもの、深煎りのコーヒーであればパンも味の濃いものを合わせると良いです。 朝のシンプルなトーストには中煎りのバランスが取れたコーヒーを飲んで、昼のサンドイッチには浅煎りのさっぱりとしたコーヒーを飲んで、夜食に食べるカレーパンには深煎りのコーヒーを飲むといったようにコーヒーも食べるパンに合わせて使い分けるとより美味しくパンを食べられるかもしれません。 パンに限らず、その時に何を食べるかに応じて飲むコーヒーの種類を変えてみるのも面白いかもしれません。ご興味がある方はぜひいろんなパンとコーヒーを試して見てください。