
みなさんはデザインカプチーノといえば何を思い浮かべますか?クマのデザインカプチーノ?もしくは犬のデザインカプチーノ?もしくはハートのデザインカプチーノ?
実はみなさんが思い浮かべたハートのカプチーノは厳密には「デザインカプチーノ」ではないのですが、今回はそんなデザインカプチーノについてのお話をして行きたいと思います。
そもそもカプチーノって?
そもそもカプチーノって何かご存知ですか?名前の由来がとても面白いですよ!カプチーノはイタリアではcappuccio(カップッチョ)とも言いますが、そんなカプチーノという言葉は、元来はカトリック教会の一派であるカプチン会の修道士のことを指し、彼等が着るフードのついた修道服、カップッチョ(cappuccio、「頭巾、フード」の意)に由来していると言われています。 そのほかにも修道士の髪型に似ている説やcappuccioには「蓋」という意味があるという説だったり、いろんな由来があるので、よかったら調べて見てください。
カプチーノの種類がたくさんありすぎる!
さらに面白いのはカプチーノにはいろんな種類があります。「カプチーノ・キアロ」は通常のカプチーノよりもミルクが多いカプチーノですし、その逆で「カプチーノ・スクーロ」はミルクの量が少ないカプチーノです。 「ドライカプチーノ」は通常のカプチーノよりもフォームミルクが多いもの。ミルクの量・ふわふわのフォームミルクの量で全く名前が変わってくるのですね!さらにトッピングの違いによってもその名前の違いが出ています。「カプチーノ・コン・カカオ」はココアパウダーをかけたもの、キャラメルシロップを加えたものは「キャラメル・カプチーノ」ですし、豆乳を用いたものは「ソイチーノ」、冷たいカプチーノのことは「カプチーノ・フレッド」と言われています。 カプチーノはイタリア人になくてはならない飲み物であるがゆえにいろんな楽しみ方が見つかっているみたいですね!
デザインカプチーノとラテアートは違う!
デザインカプチーノを語る上で勘違いしてはいけないのは「ラテアート」と「デザインカプチーノ」は違います。ラテアートはフリープアー(Free Pour)と言って、ミルクピッチャーからエスプレッソの入ったラテカップにミルクを注ぎながらハートやリーフを描きます。 一方でデザインカプチーノはバリスタがカプチーノの泡の表面にエッチングを行ったりココアパウダーを振り掛けたりして描く文様やイラストなどを書いたもの。デザインカプチーノの作る手法を「エッチング」と言います。これがデザインカプチーノ!いろんなカプチーノを集めて見た
ここまでカプチーノについて学んできましたが、カプチーノの楽しみ方はそのコーヒーの味だけでなく、「目で楽しむ」こともカプチーノならではの楽しみ方!! ここからはいろんなデザインカプチーノを集めて見ましたので1つずつ紹介して行きたいと思います!目でカプチーノを楽しみましょう。 まずは良く見る「ウサギ」さんのデザインカプチーノ!スタンダードなクマさんのデザインカプチーノ!!ちなみに茶色のコーヒーの部分は先端の尖ったものであれば周りからすくって書くことができます!
色鮮やかなデザインカプチーノ
コーヒーといえばコーヒーの「茶色」とミルクの「白」の2種類だけだと思われがちですが、実は色素を使っていろんなデザインカプチーノを作っています。 こちらはドラえもん。しかも2つのカップを使って漫画のワンシーンを演出しているようですね!こちらはビールを飲んだふなっしーのデザインカプチーノ!!「ぷはーっ」という効果音も入っていてとてもコーヒーのようには思えません!
デザインカプチーノはいかがでしたでしょうか?普通のコーヒーとは違って書く人の絵的なセンスがかなり求められるものから、ウサギさんやクマさんのように、比較的簡単にできるデザインカプチーノまで様々です。 ラテアートに負けず劣らず高度な技術が必要となるデザインカプチーノですが、そんなデザインカプチーノを求めてカフェ巡りをするのも楽しいですね!!
