コーヒー豆を食べるという頭のイカれた発想を思いついた人へ

コーヒー豆を食べるという頭のイカれた発想を思いついた人へ

By Tailored cafe online編集部

コーヒー豆を食べるという頭のイカれた発想を思いついた人へ
僕は大学の時に地方から東京に上京してきたのですが、お金を派手に使ってしまった月は仕送りが足りなくて、本当にカツカツの生活をしていました。ある時にお金がなさすぎて、吉野家の牛丼すら食べられなかった時がありました。 本当にやばいなあ、親に頼んで仕送りを早めに送ってもらおうかなどと試行錯誤していた時にふと見つけたのが、バイト先のスターバックスでもらったコーヒー豆でした。
その時はお腹が空きすぎてまともな思考ができなくて、気づいた時にはコーヒー豆をボロボロと食べていました。今でも覚えています。あれは深煎りのフレンチローストでした。実際には大してお腹がふくれなかった気もするのですが、貧乏学生の僕には餓死する前の最終手段として機能してました(笑) 社会人になってからはさすがにもう食べてないですが、たまたまこの間友達が「禁煙にいいんだよー」とか言いながらコーヒー豆をボリボリ食べているのを見たので、コーヒー豆を食べるという頭のイカれた人は意外といるんだなと思い今回の記事を書きました。
参照記事
コーヒー豆の適切な保存方法・場所と容器について【保存版】

コーヒー豆を食べるということの健康への影響

コーヒー豆を食べるとなると、当然健康面に対する影響が心配されます。もともと食べる用に作られているわけではないですし、やばそうな感じもします。 実際にコーヒー豆がコーヒーになる過程で、ほとんど抽出されない成分もあります。その代表的なものがタンパク質、繊維、油分などです。しかしこれらは特に有害な物質ではなく、他の食べ物にも多く含まれているので、体に害はなさそうです。 実際に、昔の話なので真偽のほどはわかりませんが、コーヒーの起源を探ると当初は飲み物のコーヒーとしてではなく熟したコーヒー豆の実を食べるものとして広まったという説もあります。これも真偽のほどは知りませんがエチオピアの一部の地域では、未だにコーヒーを煮て食べたりするという噂もあります。 日本においても、最近ではたまにコーヒー豆を使ったスイーツも見ることもありますね。コーヒー豆を食べることについては、食べ過ぎない限りは特に健康に被害はないと思います。

コーヒー豆を食べてもカフェイン過剰摂取にならないか

コーヒー豆をそのまま食べることでカフェインの過剰摂取になるのではないかと考えるのが普通だと思います。しかし、このカフェインですが、実はいつも飲む普通のコーヒーに8〜9割は抽出されるそうです。 なので、コーヒー豆で食べようがコーヒーとして飲もうがそこまで大きな変化はありません。カフェインの過剰摂取で体が悪くなることはなさそうです。もちろんコーヒー豆の量を食べ過ぎたら問題ですが、それはコーヒーで飲んでも同じです。ちなみに僕は貧乏学生時代には20粒くらい食べてましたが病気にはならなかったです(笑) ちなみにもしコーヒー豆を食べるのならば、深煎りのコーヒー豆がおすすめです。深煎りのコーヒー豆は表面が油分でテカテカしていると思いますが、深煎りであればカフェインの量も減っていますので、比較的に体への影響は少ないと思います。
参照記事
コーヒーのオイル(油分)とは何か?その効果と効能について

コーヒー豆の味はどうなのか

そこで次にきになるのがコーヒー豆の味です。どう考えても美味しくはなさそうです(笑) 個人的な感想は、想像よりはイケてましたが、美味しくはなかったです。味はわりと強烈で、特に苦味と酸味が全面に出てきてました。初めは少しずつかじった方がいいです。ボソボソとしていてノドが渇くので水が必要です。人によって気にいる人は気に入りそうな感じもします。僕はわざわざ食べるほどのものではないと正直に思いました(笑) コーヒー豆の種類ですが、比較的に浅煎りのコーヒー豆よりも深煎りのコーヒー豆の方が味はまだ味はマシな気がします。あとは、高いコーヒー豆の方が比較的に美味しい気がしますが、これは心理的な影響があるのかもしれません。
参照記事
ブラックコーヒー(バターコーヒー)ダイエットの凄い効果

コーヒー豆を食べることによる効果・効能

そんなコーヒー豆を食べることですが、意外と体に良い効果も与えます。わざわざコーヒー豆で食べなくても、コーヒーを飲むだけで得られる効果も中にはあります。

(1)タバコを止めるためにコーヒー豆を食べる

これが個人的には一番まともな理由だと思います。僕の友達がそうだったのですが、タバコを吸いたいなあと思った時に代わりにコーヒー豆を2〜3粒食べると、意外に禁煙できます。 僕はタバコを吸わないのでわかりませんが、友達はこの戦法で2週間の禁煙に成功しているとのことです(笑)

(2)眠気覚ましにコーヒー豆を食べる

コーヒーを飲むのと同じで、コーヒー豆を2〜3粒食べると目が覚めます。カフェインに慣れてしまっている人は効かないかもしれませんが。

(3)ダイエットするためにコーヒー豆を食べる

ブラックコーヒーにはダイエット効果があって注目されています。最近ではバターコーヒーダイエットというものも登場してきており、コーヒーをダイエットに使う人がけっこういます。 コーヒー豆を食べることでこれと同様の結果を期待することができます。コーヒー豆を食べてもあまり空腹感は満たされないかもしれませんが、ないよりはマシかもしれません。

(4)口臭直しにコーヒー豆を食べる

期待できる効果として口臭直しがあります。ニンニク系のきつい口臭もすぐに治ります。そんなことしなくても歯磨きすればいいじゃんと言われればそれまでですが(笑)

(5)デザートのアクセントとしてコーヒー豆を食べる

一番まともで頭がイカれてない人でもコーヒー豆を食べる理由がこれだと思います(笑) デザートにコーヒー豆を乗せることがたまにあります。例えばアイスにコーヒー豆を1粒乗せるだけでも、いい感じのアクセントになるそうです。あとはコーヒー豆を砕いて粉にしてそれをまぶすのはたまにレストランとかで見ますね。
参照記事
コーヒーの香りにはリラックス効果がある!そのメカニズムについて

コーヒー豆を食べることは体に有害で病気にならないのか

コーヒー豆を食べることの良い効果を無理やり書いてきましたが、悪い効果についても触れていきたいと思います。 まず、これは普通にやばい影響だと思うのですが、コーヒー豆によっては農薬が残っている可能性があります。なのでコーヒー豆をどうしても食べるなら無農薬であることの確認をした方がいいです。 コーヒー豆の残留農薬については昔から度々その問題が指摘されています。当然農薬の基準値を超えるものは輸入が制限されています。焙煎の過程で熱に弱い農薬はなくなるそうですが、影響が全くないとは言えないと思います。 次に、コーヒー豆はボソボソしていて非常にノドにつまりやすいです。ノドが乾いてむせる時もあります。呼吸器官に障害がある人などはコーヒー豆を食べない方がいいです。

コーヒーを食べるのが好きな人におすすめなコーヒービーンズチョコレート

コーヒービーンズチョコレートとは何か?

コーヒー豆を食べたい人向けにオススメのお菓子がコーヒービーンズチョコレートです。コーヒービーンズチョコレートはひとことで言うと、焙煎したコーヒー豆そのものをチョコレートでコーディングしたお菓子です。もともとは一部のお菓子屋さんで提供されていたのですが、最近になってコンビニなどでも売られるようになりました。 チョコレートの種類は普通のチョコレートでコーディングしたものが一般的ですが、他にもホワイトチョコレート、ダークチョコレート、ミルクチョコレートなどでコーディングしたものもあります。 コンビニで提供されているものも、コンビニが自社のみで開発しているわけではなく、ドトールなどのカフェチェーン店やお菓子屋さんなどとコラボして商品開発しているケースが多いようです。
参照記事
コーヒーとワインの組み合わせが意外にイケてる!

コーヒービーンズチョコレートの味

コーヒービーンズチョコレートの味はコーヒーの苦味とチョコレートの甘味がうまくマッチングしており、甘いお菓子が苦手な人でも比較的に好きになりやすいのではないかと思います。 もともとコーヒーとチョコレートは相性の良いフードペアリングとして知られており、実際にチョコレートケーキを食べていても、コーヒーを飲みたくなる人は多いのではないかと思います。 そして何よりもコーヒービーンズチョコレートの特徴はその食感です。焙煎されたコーヒー豆がそのまま入っているので、食べるとカリカリしています。外をコーディングしているチョコレートはソフトで、中に入っているコーヒー豆はカリッとしています。 外側のチョコレートを食べている時には甘さを感じるのですが、中に入っているコーヒー豆に到達した瞬間に苦味が広がります。コーヒー豆を食べるという今までのお菓子にはない感覚が、コーヒービーンズチョコレートの最大の強みです。
参照記事
コーヒーの健康に与えるメリットとデメリットまとめ【保存版】

コーヒービーンズチョコレートのレシピ

コーヒービーンズチョコレートを買う場合には、コンビニだと100円ちょっとくらいで、少し本格的なお菓子屋さんだと500円前後くらいで売っているケースが多いです。 しかし、コーヒービーンズチョコレートはご自宅でも作ることができます。必要な材料は、深煎りのコーヒー豆とチョコレートのみです。作り方の手順としては、ボールにチョコレートを入れて、そのボールを一回り大きいボールにお湯を入れてチョコレートを溶かします。 チョコレートが溶けたらコルネ(生クリームとかを作る時に使う円錐形の絞り出し器具)で一口サイズのチョコレートを作っていきます。その上にコーヒー豆を乗せて、あとは冷蔵庫で冷やせば完成です。 ご自宅で作るとなかなか市販のものほど綺麗に作ったり、味をコントロールしたりするのが難しいですが、お菓子作りが得意な人は是非チャレンジしていただければと思います。

コーヒー豆を食べる動物達

コーヒー豆を食べるのは何も人間だけではありません。実はあまり知られていませんがコーヒー豆を食べる動物もいるのです。代表的なものとしてネコ、サル、ゾウなどがいますが、実はこれらの動物が食べた後の排泄物からコーヒー豆を再度取り出して加工して作るコーヒーはとても美味しいということで高値で取引されています。 その中でも特にジャコウネコの排泄物から作るコーヒーは「コピルアク」などと呼ばれており、コーヒー業界では”幻のコーヒー豆”とまで言われて重宝されています。しかし、その裏では高値のコーヒー豆を販売するために無理やりにジャコウネコにコーヒー豆を食べさせているコーヒー農園もあるようで社会問題にもなっています。 コーヒー豆を食べた後に出てくる排泄物からコーヒーを作るというなんともユニークなコーヒーですが、日本の高級ホテルや一部のカフェでも提供されており、コーヒー1杯で5,000円を超えることもざらにあるようです。 以上、どうしてもコーヒー豆を食べるというイカれた行動を取りたい人のためにその影響を書いてきました。僕は個人的にそういう行動を取る人が好きです。久しぶりに僕もコーヒー豆を食べようと思います(笑)
参照記事
コーヒーを飲んだら動悸した!原因と対処方法について