ライオンコーヒーはハワイを代表するフレーバーコーヒーブランド

ライオンコーヒーはハワイを代表するフレーバーコーヒーブランド

By Tailored cafe online編集部

ライオンコーヒーはハワイを代表するフレーバーコーヒーブランド
最近では日本でもフレーバーコーヒーという言葉が少しずつ広まりつつあります。フレーバーコーヒーとはコーヒーにチョコレートやバニラなどの香りをつけて楽しむというものなのですが、そんなフレーバーコーヒーの代表的なブランドに「ライオンコーヒー」があります。 その名の通りライオンがでかでかとパッケージに描かれおり、ハワイの定番お土産でもあるので、パッケージは見たことがあるという人も多いのではないかと思います。今回はそんなライオンコーヒーについて書いていこうと思います。
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ライオンコーヒーとは何か?

ライオンコーヒーとはひとことで言うと、ハワイで有名な老舗のコーヒー豆ブランドです。ハワイ土産としても有名で、あまりコーヒーが詳しくない人でもパッケージのデザインはなんとなく見たことがあるという人も多いようです。 1864年にライオンコーヒーが創業されて以来、アメリカ国内で多くの人に飲まれるようになり、今ではハワイ以外の世界中の国で飲まれるようになりました。 ライオンコーヒーの特徴は何と言ってもフレーバーコーヒーの種類の多さです。フレーバーコーヒーとはコーヒーにバニラやナッツなどの香りをつけて甘い香りのコーヒーを楽しむと言うものですが、何十種類ものフレーバーコーヒーが売られています。 慣れない間は香りの付いたライオンコーヒーにはなかなか苦手意識を持つ人も多いのですが、慣れてくると逆にライオンコーヒー以外は飲みたくなくなる不思議な力を持っています。甘い香りがありながら、砂糖やシロップは入っていないので、カロリーが低いというのもライオンコーヒーの魅力の1つです。
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ライオンコーヒーの歴史

ライオンコーヒーの歴史は世界的にも古く、1864年にアメリカのオハイオ州トレドで誕生しました。ハワイ生まれでないことが驚きですが、ライオンコーヒーがハワイに拠点を写すのは創業から100年以上も後の話になります。 オハイオ州で創業してからは、激戦されたコーヒー豆と独自の焙煎方法などによりアメリカ国内で人気になって行きました。当時は各家庭でコーヒー豆を焙煎する方法はフライパンを使うことが一般的だったのですが、ライオンコーヒーは焙煎したコーヒー豆を提供して「ファンシーロースト(最高級ロースト)」と呼ばれました。 その後、1870年になるとライオンコーヒーは焙煎したてのコーヒー豆をライオンのマークの入ったパッケージに入れて販売するようになり、そのデザイン性の高さから大きな注目を集めました。パッケージのライオンマークを切って集めると景品と交換できるサービスを導入しました。 日本でもかつて「ベルマーク」というにたようなシステムがありましたが、当時はこのパッケージを切り取ると景品と交換できるというサービスが画期的で、ライオンマークを流行らせる1つの要因になりました。 ライオンコーヒーは数十年にわたってアメリカの家庭で愛されていたのですが、徐々に廃れていってしまいました。しかし、その後ジェームズ・テラノ氏がハワイのホノルルに会社を移転すると見事に復活し、今ではハワイを代表するコーヒーとなりました。
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ライオンコーヒーはどんなフレーバーがあるのか

そもそもフレーバーコーヒーとはコーヒーに甘い香りが追加で入れられたものであり、いろんな香りのコーヒーを楽しむことができます。ライオンコーヒーからも何十種類以上のフレーバーコーヒーが出されており、自分の好みのフレーバーを選ぶことができます。

バニラマカダミア

恐らく最も有名なライオンコーヒーのフレーバーではないかと思います。ミディアムローストのコーヒー豆に、甘いバニラと香ばしいマカダミアの香りがしており、ハワイっぽさを感じることができます。

トーステッドココナッツ

いかにもハワイを彷彿させるフレーバーコーヒーです。ココナッツの軽い香りでハワイっぽい南国感を楽しむことができます。

チョコレートマカダミア

チョコレートの香りがするコーヒーです。もともとコーヒーとチョコレートは相性がぴったりなので、チョコレートのフレーバーコーヒーもうまくマッチングしています。チョコレートやチョコレートケーキなどと一緒に食べても美味しいです。 この他にも、ライオンキャラメル、ライオンマカダミア、ライオンゴールド 、オリジナル・ライオンコーヒーなどいろんな種類のフレーバーコーヒーが出されています。自分にあったフレーバーのコーヒーがきっと見つかるかと思います。

ライオンコーヒーの入手方法

ライオンコーヒーはハワイに行けばあらゆるところで売られていますが、日本で入手したい場合にはカルディやコストコで販売されています。カルディやコストコが近くにないという場合にはネットで購入することもできます。 ネットで購入する場合にはAmazonや楽天が販売種類も多くてオススメです。何十種類ものライオンコーヒーがあるので、その中から自分の好きなフレーバーを選ぶと良いでしょう。初めてライオンコーヒーを買うからよくわからないという人は定番商品のバニラマカダミアから入るのが良いかと思います。 今までフレーバーコーヒーを試したことがないという人にとって、ライオンコーヒーはまさにフレーバーコーヒーの入り口として鉄板です。興味がある方はぜひ試して見てください。
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